今日の一枚 The Dukes(Bugatti & Musker) /「The Dukes」

今日は、70年代後半から80年代前半にかけて活躍していた、Dominic Bugatti と Frank Musker からなる英国人ソングライター・チーム The Dukes(Bugatti & Musker) により、1982年に発表された唯一のアルバム「The Dukes」を紹介します。
彼等は、Sheena Easton、Air Supply、Patti Austin、The Nolans、Chaka Khan 等に楽曲を提供していることでも有名ですね。
この作品は、英国人デュオであるものの、バックの演奏陣は、LAのスタジオミュージシャンを中心に揃えたせいか、サウンドは完全に当時の西海岸AORシーンを彷彿させるものに仕上がっています。
ただ、さすが英国人であるが故にカラッとしたサウンドではなく、仄かな憂いを含んだメロウなサウンドになっています。
そして、時代を反映したのでしょうか、何故か70年代ディスコ風サウンドのナンバーも何曲か収められています。これには賛否両論あると思いますが・・・

「#1」は、いかにも時代を感じさせるシンセサウンドが印象的な、ライト＆メロウなAORナンバーです。
「#2」は、シャッフルビートが効いた、ややポップなAORナンバーです。10CCあたりを彷彿させますね。
「#3」「#6」「#7」「#10」は、70年代ディスコ風サウンドのダンスナンバーです。ただのダンスナンバーで終わらないところが、メロディーメイカーの面目躍如ですね。
「#4」は、ウエットでメロウなバラードです。叙情的な美しさが光ります。
「#5」は、フックが効いたファンキーなナンバーです。メロディが気持ちよく流れます。
「#8」は、Sheena Easton に提供したバラードのセルフカバーです。フュージョン・タッチのセンスの良いナンバーです。
「#9」は、Chaka Khan に提供したファンキーなナンバーのセルフカバーです。ライトなアレンジで上手く料理していますね。

【「#1」のyoutubeへのリンクです】★
http://www.youtube.com/watch?v=1wUfL696Pek
【「#3」のyoutubeへのリンクです】
http://www.youtube.com/watch?v=2Z6VgpWJ5jM&feature=related
【「#4」のyoutubeへのリンクです】★
http://www.youtube.com/watch?v=8nLQ3xpxMr8
【「#5」のyoutubeへのリンクです】
http://www.youtube.com/watch?v=v98sE5WMVy8&feature=related
【「#7」のyoutubeへのリンクです】
http://www.youtube.com/watch?v=MWq8lWhP308
【「#8」のyoutubeへのリンクです】★
http://www.youtube.com/watch?v=T-wAwqVZBQ4
【「#9」のyoutubeへのリンクです】
http://www.youtube.com/watch?v=qAgR8qtlovY
【「#10」のyoutubeへのリンクです】
http://www.youtube.com/watch?v=cRT3zuWn48k

※個人的に「おすすめ」なナンバーには、★マークをつけていますので、ご参考までに。

1.Mystery Girl 
2.Survivor 
3.Thank You For The Party
4.Memories
5.Excitement Of The New
6.Love Dance
7.Soul Mates
8.So Much In Love
9.Fate
10.Nite Music

【主な参加ミュージシャン】
Drums: Jeff Porcaro, John Robinson
Bass: Will Lee, Abe Laboriel
Guitars: Steve Lukather, David Williams, Paul Jackson, Carlos Rios
Keyboards: Robbie Buchanan, Richard Tee
Backing Vocals: Will Lee,  Robin Beck

 

コメント 23

１を聞くと、稲垣潤一が歌いだしたのかと思いました＾＾
by don (2011-09-10 14:36) 

donさん、nice&コメント有難うございます。
稲垣潤一ですか！　う～ん、似ているような気も・・・・(^_^;)
by seawind335 (2011-09-10 18:42) 

（。・_・。）２ｋさん、訪問&nice有難うございます。
by seawind335 (2011-09-10 18:42) 

せいじさん、訪問&nice有難うございます。
by seawind335 (2011-09-10 18:43) 

kakoさん、訪問&nice有難うございます。
by seawind335 (2011-09-10 18:43) 

みぃにゃんさん、訪問&nice有難うございます。
by seawind335 (2011-09-10 18:44) 

ナビパさん、訪問&nice有難うございます。
by seawind335 (2011-09-10 18:44) 

キャスリーン・ケリーさん、訪問&nice有難うございます。
by seawind335 (2011-09-10 18:45) 

yu-papaさん、訪問&nice有難うございます。
by seawind335 (2011-09-10 18:45) 

kawasemiさん、訪問&nice有難うございます。
by seawind335 (2011-09-10 18:45) 

末尾ルコさん、訪問&nice有難うございます。
by seawind335 (2011-09-10 18:46) 

こんにちは。まいど訪問おおきにです。
昼からビール。この罪悪感がいいんですね。
大阪へお越しの際にはご案内いたしますので。
by オカジュン７６５ (2011-09-11 16:48) 

(*^_^*)seawind335さん、こんばんは。The Dukes 唯一のアルバム！入魂の「one and only」なのですね。１『Mystery girl』シンセサイザー？キーボードからキラキラしたメロディが溢れて、とても素敵です。ミステリアスな彼女への恋心を歌っているのでしょうか？４『Memorie』哀愁に胸をわしづかみされます。泣きたくなります。８『So much in love』忘れられなくなりますね。シーナバージョンも聴いてみたいな。以上の３曲が特に印象に残りました。初秋の夜に似合う曲たちを聴けて、幸せです。ありがとうございます(^ー^)♪
by りなみ (2011-09-11 18:36) 

オカジュンさん、nice&コメント有難うございます。
大阪昼ビールツアー、実現したいですねぇ～(^^♪
by seawind335 (2011-09-11 19:41) 

りなみさん、nice&コメント有難うございます。
私も、りなみさんと同じく、#1、#4、#8の3曲が大好きです！
気に入っていただいたみたいで、私も嬉しいです。(*^^)v
by seawind335 (2011-09-11 19:43) 

rtfkさん、
ぼんぼちぼちぼちさん、
DEBDYLANさん、
quintaさん、
nikiさん、

訪問&nice有難うございます。
by seawind335 (2011-09-11 21:06) 

xml_xslさん、
Juliaさん、
ゆうのすけさん、
またじさん、
りぼんさん、

訪問&nice有難うございます。
by seawind335 (2011-09-11 21:07) 

yamachanさん、
Renさん、
ポルンさん、
アールグレイさん、
toramanさん、

訪問&nice有難うございます。
by seawind335 (2011-09-11 21:09) 

こさびーさん、
こしひかりさん、
Pacific_Oceanさん、
マチャさん、

訪問&nice有難うございます。
by seawind335 (2011-09-11 21:11) 

きんたさん、
mwainfoさん、
ばぁどちっくさん、

訪問&nice有難うございます。
by seawind335 (2011-09-11 21:12) 

これも名盤ですね(^o^)

4曲目の「Memories」のセンチメンタリズムに狙い通り（笑）グッときてしまいます。

アルバム全体のアレンジがやっぱり当時を想起させますね。。。
by boba (2011-09-15 10:31) 

bobaさん、nice&コメント有難うございます。
同じ曲でも、製作時期が違えば、異なった印象になっていたのでしょうね！
by seawind335 (2011-09-16 00:05) 

munesueさん、訪問&nice有難うございます。
by seawind335 (2011-09-17 11:54)