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今日の一枚 Cheap Trick /「Heaven Tonight」 [Rock 一般]

今日は、Cheap Trick が、1978年に発表した3rdアルバム「Heaven Tonight」を紹介します。
このアルバムは、以前紹介した2ndアルバム「In Color」に次いで発表され、丁度来日公演と相まって日本での人気を決定付けた記念すべきアルバムです。
内容は、前作より音が分厚く、そしてややダークでありながら幾分ポップになり、1曲の長さも長くなっています。このアルバムは、ハードさとポップさの絶妙なバランスが取れていますが、次のアルバム「Dream Police」では、幾分ポップになり過ぎた感がありますね。

そして今回も彼等は見事にやってくれました!前作では、2人の美少年コンビを表にカラーで、2人のおじさんを裏面にモノクロで笑いを誘っていましたが、今回は2人のおじさんたちもカラーに出世!と思いきや、“鏡越し”でしたね。

heaven tonight.jpg  heaven tonight 2.jpg

【今日の一枚 Cheap Trick /「In Color」へのリンク】
http://seawind335.blog.so-net.ne.jp/2010-12-12-51

「#1」は、彼等を代表するナンバーですね。ミディアムテンポのパワーポップです。
「#2」は、少しプログレの香りがするミステリアスなハードロックチューンです。Robin Zander は、このようなナンバーを歌わせれば最高ですね!
「#3」は、ノリノリ、ドライヴィングなロックナンバーです。
「#4」は、エッジの効いたハードロックチューンです。このテンションの高いAメロと開放感のあるサビの対比が、変幻自在な Robin のヴォーカルと相まって、彼等にしかできない世界観を実現しています。
「#5」は、ドギツイ歌詞ですが、Liveでは最高に盛り上がるハードロックチューンです。あの細い体のどこから声が出るのだろう?と思わずにはいられない Robin のヴォーカルが強烈ですね。
「#6」は、ミディアムテンポのストレートなロックチューンです。Liveではやりませんでしたが、個人的には結構好きな曲です。
「#7」は、爽やかなハードポップナンバーです。
「#8」は、ダークで壮大なスケールのバラードです。Robin の退廃的なヴォーカルが何とも言えません。
「#9」は、「#5」に通じるハードロックチューンです。
「#10」は、洒落たポップなナンバーです。リズムがあの「I Want You To Want Me」を彷彿させます。
「#11」は、確かアナログ盤ではボーナスシングルでした。一時はLiveのオープニングでも使われていました。「こんにちは」という日本語の歌詞がワンフレーズあるだけの短いナンバーです。

【「#1」のyoutubeへのリンクです】★
http://www.youtube.com/watch?v=1sAm5UCJ9vA
【「#2」のyoutubeへのリンクです】
http://www.youtube.com/watch?v=6X-Sr3ToBEo
【「#3」のyoutubeへのリンクです】★
http://www.youtube.com/watch?v=wN4QKlDYTAw&feature=related
【「#4」のyoutubeへのリンクです】★
http://www.youtube.com/watch?v=N_QDQb0AyqE&feature=related
【「#5」のyoutubeへのリンクです】★
http://www.youtube.com/watch?v=ZkWQkq_AaXA
【「#6」のyoutubeへのリンクです】★
http://www.youtube.com/watch?v=EPJYFzZ4x30
【「#7」のyoutubeへのリンクです】
http://www.youtube.com/watch?v=n3tR_u0SrCs
【「#8」のyoutubeへのリンクです】
http://www.youtube.com/watch?v=x97BmPwRowc
【「#9」のyoutubeへのリンクです】
http://www.youtube.com/watch?v=_nL3CRMsm9w
【「#10」のyoutubeへのリンクです】
http://www.youtube.com/watch?v=EIVqVvGy9ko
【「#11」のyoutubeへのリンクです】
http://www.youtube.com/watch?v=nEaaKSAVNCc

※個人的に「おすすめ」なナンバーには、★マークをつけていますので、ご参考までに。


1.Surrender 
2.On Top Of The World 
3.California Man 
4.High Roller 
5.Auf Wiedersehen 
6.Takin' Me Back 
7.On The Radio 
8.Heaven Tonight 
9.Stiff Competition 
10.How Are You? 
11.Oh Claire 


【Myspaceへのリンクです】
http://www.myspace.com/cheaptrick

【Officialサイトへのリンクです】
http://www.cheaptrick.com/

 


今日の一枚 Marilyn Martin /「Marilyn Martin」 [Rock 一般]

今日は、あの David Foster に見出され、2枚のアルバムを残してシーンを去った Marilyn Martin の 1stアルバム「Marilyn Martin」を紹介します。
Marilyn Martin は、映画「ホワイトナイツ」で Phil Collins とデュエットした大ヒット曲「Separate Lives」や、映画「君がいた夏」で David Foster とデュエットした「And When She Danced」など、デュエットでも有名ですね。

このアルバムは、ハードロックからバラードまで、バラエティに富んだ内容となっており、これらの曲を幅広く唄いこなす彼女の実力と魅力が一杯です。

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「#1」は、ミステリアスなムードを持ったハードロック・チューンです。エッジの効いたギターが格好良いです。Sunstorm で Joe Lynn Turner がカバーしています。
「#2」「#7」は、エッジの効いたギターを前面に押し出したミディアムテンポのハードロック・チューンです。
「#3」は、前2曲から一転、ライトなタッチのメロハーナンバーです。サビの唄いっぷりが艶っぽいですね。
「#4」「#5」は、Keyを前面に出したライトなタッチの AOR ナンバーです。
「#6」は、シャッフルビートのポップなナンバーです。
「#8」は、透明感のあるアーバンテイストのバラードです。ハードなナンバーとの対比が面白いですね。
「#9」は、ドラマチックなミディアムテンポのハードポップです。
「#10」は、フックの効いたファンク調のハードポップです。

【Phil Collins & Marilyn Martin「Separate Lives」】
http://www.youtube.com/watch?v=Q_4w3-CPP6E

【David Foster & Marilyn Martin「And When She Danced」】
http://www.youtube.com/watch?v=ASOzlniJ0GY

【今日の一枚 Soundtrack /「Stealing Home(邦題:君がいた夏)」へのリンクです。】
http://seawind335.blog.so-net.ne.jp/2011-04-30-51

【「#1」のyoutubeへのリンクです】★
http://www.youtube.com/watch?v=QGD77VsaCLs
【「#4」のyoutubeへのリンクです】★
http://www.youtube.com/watch?v=UhqOtAl9fWM  
【「#7」のyoutubeへのリンクです】★
http://www.youtube.com/watch?v=8NJL-EF3fIA
【「#8」のyoutubeへのリンクです】★
http://www.youtube.com/watch?v=Ov9k64LLj0Y&feature=fvwrel

※個人的に「おすすめ」なナンバーには、★マークをつけていますので、ご参考までに。

【iTunesで全曲試聴およびダウンロード購入出来ます】
http://itunes.apple.com/jp/album/marilyn-martin/id413916572

 


1.Night Moves
2.Body and the Beat 
3.Too Much Too Soon 
4.Turn It On 
5.The Dream Is Always the Same 
6.One Step Closer
7.Beauty and the Beast 
8.Move Closer
9.Wildest Dreams
10.Here Is the News

 

 


今日の一枚 Bay City Rollers /「Dedication」 - 私を洋楽へと誘った一枚 - [Rock 一般]

今日は、70年代後半に“タータン・ハリケーン”と呼ばれる大ブームを巻き起こした、イギリス出身のアイドルバンド Bay City Rollers が1976年に発表した4枚目のアルバム「Dedication(邦題:青春に捧げるメロティ)」を紹介します。
何を隠そう、このアルバムが当時ピンクレディが大好きだった小学5年生の私を洋楽へと誘った一枚のアルバムだったのです。(*^_^*)
この後、Paul McCartney、Cheap Trick、Aerosmith、Queen、TOTO と世界が拡がって行くことになるのですが、原点はB.C.Rだったのですよね。

アイドルとしての宿命なのか、当時は「Liveなのにフェイドアウトする(爆)」「楽器のチューニングが出来ないらしい(?)」とか、散々に叩かれていました。
しかし、今こうして聴き返してみると、瑞々しい感性に満ちたPOPソングが満載で、演奏は下手かも知れませんが、ヴォーカル・ハーモニーはまずまずのレベルではないかと思います。
オリジナルの曲もなかなかの出来だし・・・・・

いずれにしても、彼等の曲を聴くと甘酸っぱい青春の思い出が蘇る様な気がしますし、私を洋楽の世界へと導いてくれた思い出の一枚であることには間違いないです。

dedication.jpg

「#1」は、エリック・カルメン率いる Raspberries の、「#4」は、The Beach Boys のヒット曲のカバーですが、オリジナルに忠実になかなかの出来ではあります。「#6」は、何とあの Tony Sciuto の作品です。
「#11」は、Dusty Springfield のカバーですが、その後、多くのアーティストがカバーしていて有名ですね。
確か「#2」「#3」「#7」「#9」辺りが、彼等のオリジナルだったはずですが、いずれもアイドルとは侮れないなかなかの出来です。特に私は「#6」が大好きでした。
外部ライターによる「#3」「#5」「#10」なども、爽やかさを感じる佳曲です。(「#5」で「僕等は『過去のヒーロー』にはなりたくない」と歌っていた通りになってしまったことが、何という皮肉か・・・)
「#12」以降は、ボーナストラックですね。

こうして先入観を除いて素直に聴くと、瑞々しい感性で音楽を楽しんでいる彼等のハートが伝わってくる好盤だと思います。


【「#1」のyoutubeへのリンクです】★
http://www.youtube.com/watch?v=wgXq4a2D0Ac
【「#2」のyoutubeへのリンクです】
http://www.youtube.com/watch?v=X4g-0Z4IPqY
【「#3」のyoutubeへのリンクです】★
http://www.youtube.com/watch?v=eMbIPEQFUsM
【「#4」のyoutubeへのリンクです】★
http://www.youtube.com/watch?v=EWoEhLDsiyk
【「#5」のyoutubeへのリンクです】★
http://www.youtube.com/watch?v=VA27gV6cZ-o
【「#6」のyoutubeへのリンクです】★
http://www.youtube.com/watch?v=KE-HUei0Zb4
【「#7」のyoutubeへのリンクです】
http://www.youtube.com/watch?v=Djl34LmdGPI
【「#8」のyoutubeへのリンクです】★
http://www.youtube.com/watch?v=O3HmapKhZpg
【「#10」のyoutubeへのリンクです】★
http://www.youtube.com/watch?v=9pS7w8OhOrc&feature=related
【「#11」のyoutubeへのリンクです】
http://www.youtube.com/watch?v=3ljkhmYMiHA
【「#12」のyoutubeへのリンクです】
http://www.youtube.com/watch?v=r7fv-DUYWB4
【「#13」のyoutubeへのリンクです】
http://www.youtube.com/watch?v=9w6aCJkFVJ0
【「#14」のyoutubeへのリンクです】
http://www.youtube.com/watch?v=owCZ6T1SaJM

※個人的に「おすすめ」なナンバーには、★マークをつけていますので、ご参考までに。

1.Let's Pretend 
2.You're A Woman 
3.Rock 'N Roller 
4.Don't Worry Baby 
5.Yesterday's Hero 
6.My Lisa 
7.Money Honey 
8.Rock 'n Roll Love Letter 
9.Write A Letter 
10.Dedication 
11.I Only Wanna Be With You 
12.Love Me Like I Love You 
13.Mama Li 
14.Maryanne 

【Officialサイトへのリンクです】
http://www.sonymusic.co.jp/Music/International/Arch/BV/BayCityRollers/index.html

 


全盛期の TOTO の Live 映像 - Jeff Porcaro の勇姿 - [Rock 一般]

先日、コレクターズDVD「Alive in Japan」を購入しました。TOTO の Live 映像です。
音楽番組で放映されたものを中心としたプロショット画像が2枚のディスクに編集されていますが、何といっても目玉は、1982年の武道館での Live 映像でしょう。
丁度、「TOTO Ⅳ(聖なる剣)」が大ヒットしての凱旋公演で、全盛期の彼等のパフォーマンスが楽しめるとともに、Jeff Porcaro の勇姿が見れることでしょう。Jeff の公式な Live 映像は、「グレイテスト・ヒッツ・ライヴ・アンド・モア」しかないので、とても貴重なものです。

toto_live.jpg

個人的には、何とかこの時期と Joseph Williams 加入直後のLive映像をフル・セットリストでDVD化して欲しいと思います。
セットリストが完全版ではないこと、「TOTO Ⅳ」「Turn Back」からの選曲が中心で、私の大好きな「Hydra」からの曲がカットされていること、が不満ではあるものの、そのことを差し引いても素晴らしい逸品であります。
Bobby Kimball もまだ高音が出ていますし、Steve Lukather のスタイルもこの時期のものが一番好きなので、メンバーやオーディエンスのテンションも高く、最高の映像です。

【セットリスト】
1.Child's Anthem
http://www.youtube.com/watch?v=xgObQiLC1Mg&list=PLED5979972F9AAA3E
2.Girl Goodbye
http://www.youtube.com/watch?v=XalTv860wNQ&feature=bf_next&list=PLED5979972F9AAA3E&index=2
3.I'll Supply The Love
http://www.youtube.com/watch?v=39D_xLI_0gQ&feature=bf_next&list=PLED5979972F9AAA3E&index=3
4.A Million Miles Away
http://www.youtube.com/watch?v=dpsxO5S4FeA&feature=bf_next&list=PLED5979972F9AAA3E&index=4
5.Georgy Porgy
http://www.youtube.com/watch?v=cMIR9UieE6A&feature=bf_next&list=PLED5979972F9AAA3E&index=5
6.Good For You
http://www.youtube.com/watch?v=Jy2Jbn9zlOw&feature=bf_next&list=PLED5979972F9AAA3E&index=6
7.Africa
http://www.youtube.com/watch?v=jeEJYtUr89o&feature=bf_next&list=PLED5979972F9AAA3E&index=7
8.Goodbye Elenore
http://www.youtube.com/watch?v=-LcrA4xHiq0&feature=bf_next&list=PLED5979972F9AAA3E&index=8
9.Rosanna
http://www.youtube.com/watch?v=twjnaV741ZA&feature=bf_next&list=PLED5979972F9AAA3E&index=9
10.English Eyes
http://www.youtube.com/watch?v=WKpvpFzOeeY&feature=bf_next&list=PLED5979972F9AAA3E&index=10
11.Afraid Of Love
http://www.youtube.com/watch?v=Xp1n0F4QJZI&feature=bf_next&list=PLED5979972F9AAA3E&index=11
12.Lovers In The Night
http://www.youtube.com/watch?v=UFOo5U-mn3w&feature=bf_next&list=PLED5979972F9AAA3E&index=12

※プレイリストでまとめて御覧になりたい方は、こちらへ・・・・
http://www.youtube.com/playlist?list=PLED5979972F9AAA3E


今日の一枚 Don Henley /「Building the Perfect Beast」 [Rock 一般]

今日は、Don Henley が1984年にリリースしたソロアルバム第二弾「Building the Perfect Beast」を紹介します。
このアルバムは、シングルカットされた「#1」(全米5位)「#7」(全米9位)がチャートインし、'85年度グラミー賞ベスト・ロック・ヴォーカル賞を受賞しています。
そしてこのアルバムの成功により、彼は「元イーグルス」という肩書から解放されたのではないでしょうか。

このアルバムには、70年代の光と影を象徴する名盤「Hotel Clifornia」とは異なる、80年代を切り取った世界観があります。サウンドの方も、彼のバックボーンであろうR&BをベースにAORをスパイスに持ってきている・・・そんな感じでしょうか。

building the perfect beast.jpg

「#1」は、当時良く流れていたPVが印象的な「夏の終わり」を唄った名曲。この曲を聴くと胸がキュンとなります。彼にとっての「夏」とは?
「#2」「#5」は、包容力のあるミディアムテンポのナンバーです。彼の得意のジャンルですね。
「#3」は、ストレートなロック&ロールナンバーです。
「#4」は、渋くやや枯れたヴォーカルが魅力的なロッカーバラードです。
「#6」「#7」「#10」は、テクノ風のサウンドを取り入れたユニークなナンバーです。このサウンドに強引に自分のメロディーを乗せてしまうところがさすがですね。
「#8」は、美しいピアノバラードです。
「#9」は、動画がないのが残念なくらいの隠れた名曲です。映画音楽の様なドラマチックなシンセサウンドが迫力です。確かエンディングのピアノソロは、TOTOの David Paich です。
「#10」は、レゲエ風のナンバーです。やはり海を感じさせますね、彼は。


【「#1」のyoutubeへのリンクです】★
http://www.youtube.com/watch?v=UsqcDXizFmE 
【「#5」のyoutubeへのリンクです】★
http://www.youtube.com/watch?v=Sdyhcu70ML0
【「#7」のyoutubeへのリンクです】
http://www.youtube.com/watch?v=7QSyaBHr1jU
【「#8」のyoutubeへのリンクです】★
http://www.youtube.com/watch?v=T4Ko3SMSAgY 

※個人的に「おすすめ」なナンバーには、★マークをつけていますので、ご参考までに。

1.Boys of Summer 
2.You Can't Make Love 
3.Man With a Mission 
4.You're Not Drinking Enough 
5.Not Enough Love in the World 
6.Building the Perfect Beast 
7.All She Wants to Do Is Dance 
8.Month of Sundays 
9.Sunset Grill 
10.Drivin' With Your Eyes Closed 
11.Land of the Living 


【Officialサイトへのリンクです】
http://www.donhenley.com/


今日の一枚 Bryan Adams /「Reckless」 [Rock 一般]

今日は、カナダが世界に誇る“永遠のロック・キッズ”Bryan Adams が、1984年に発表した4枚目にしてワールドワイドの出世作「Reckless」を紹介します。
このアルバムからは、6枚のシングルヒットが生まれ、特に「#4」は、彼にとって初の全米No.1を獲得しました。アルバム自体も年間チャートで、Bruce Springsteen の「BORN IN THE U.S.A.」に次ぐ2位を記録しています。

このアルバムの内容は、いうまでもなく「ストレートな“ロックスピリット溢れる”」ナンバーが詰まっている、ロック少年のバイブルとも言えるものです。私も「#3」を聴いてレコード屋に走った記憶があります。

reckless.jpg

「#1」は、爽快でインパクト十分なロックナンバー。タイトなリズムと、ハスキーなヴォーカルが見事にマッチしています。サビのベースラインが下降するコード進行が格好良いです。
「#2」は、ストレートなロックナンバー。Liveでもサビの手拍子で盛り上がりますね。
「#3」は、とにかく格好良いこのアルバムのハイライト。Bメロからサビにかけての盛り上がりは最高ですね。
「#4」は、このアルバムのもう1つのハイライト。ストレートで美しいバラード。
「#5」は、とにかくノリノリのスタジアム・ロックナンバー。Liveではサビの大合唱になります。
「#6」は、青春時代の夏をノスタルジックに振り返る、ソリッドなロックチューン。
「#7」「#9」「#10」は、とにかくノリノリのロックンロールナンバー。
「#8」は、Tina Turner との“ガチンコ”のデュエットが強烈なロックチューン。

【「#1」のyoutubeへのリンクです】★
http://www.youtube.com/watch?v=YhmQTROY59M
【「#3」のyoutubeへのリンクです】
http://www.youtube.com/watch?v=gF5LaVkDhyk
【「#4」のyoutubeへのリンクです】★
http://www.youtube.com/watch?v=s6TtwR2Dbjg
【「#5」のyoutubeへのリンクです】★
http://www.youtube.com/watch?v=VqhELBUdYqM
【「#6」のyoutubeへのリンクです】★
http://www.youtube.com/watch?v=eFjjO_lhf9c
【「#7」のyoutubeへのリンクです】
http://www.youtube.com/watch?v=fEVuuX-x62c
【「#8」のyoutubeへのリンクです】
http://www.youtube.com/watch?v=_6igcfvq2BQ
【「#10」のyoutubeへのリンクです】
http://www.youtube.com/watch?v=y-NPprCozr8

※個人的に「おすすめ」なナンバーには、★マークをつけていますので、ご参考までに。

1.One Night Love Affair 
2.She's Only Happy When She's Dancin' 
3.Run To You 
4.Heaven 
5.Somebody 
6.Summer Of '69 
7.Kids Wanna Rock 
8.It's Only Love 
9.Long Gone 
10.Ain't Gonna Cry


【Myspaceへのリンクです】
http://www.myspace.com/bryanadams

【Officialサイトへのリンクです】
http://www.bryanadams.com/

 


今日の一枚 REO Speedwagon /「Hi Infidelity」 [Rock 一般]

今日は、アメリカのバンド REO Speedwagon が、その長い下積み時代(何と結成が1968年)を経て、大ブレークするきっかけとなった1980年の出世作「Hi Infidelity(邦題:禁じられた夜)」を紹介します。
このアルバムは、それまで長い間全米チャートの首位を独占していた、John Lennon の「Double Fantasy」に代わり、そのまま全米で15週連続No.1を記録し、最終的に1000万枚以上を売り上げて、80年の年間ベストアルバムとなりました。
また、「#1」「#2」「#4」「#5」「#6」「#7」とシングルカットも数多くされました。
内容は今さら言うまでもなく、キャッチーなハードポップが粒揃いで、80'sを代表するアルバムの1つです。
ただ、私の場合当時のアナログ盤のA面(「#1」-「#5」)がへヴィー・ローテーションでしたね。

有名なエピソードですが、バンド名は、1930年代のアメリカで人気があった自動車「スピードワゴン (Speed-Wagon)」に由来します。
彼等の下積み時代が長く、苦労したのは、ヴォーカルの Kevin Cronin(ケビン・クローニン(=苦労人))の名前のせいだ、という噂もありましたが・・・・

Hi_Infidelity.jpg

「#1」は、ギターのフィードバック奏法が最高に格好良い、ハードポップチューンです。
「#2」は、大ヒットした名バラードです。センス良くディストーションをかけたギターのサウンドが曲に表情を付けています。
「#3」「#7」は、ソリッドなロックチューンです。
「#4」は、日本では「涙のレター」というタイトルでシングルカットされました。何故か彼等の邦題には以降「涙のフィーリング」というように「涙」が冠されることが多くなります。
「#5」は、私がこのアルバムの中で一番好きな、「#2」に負けず劣らずの素晴らしいバラードナンバーです。AG&EGのギターアレンジ、オーバーダブから泣きのギターソロと、ギタリストの Gary Richrath が大活躍しています。彼は、曲作り・パフォーマンスにおいてバンドのキーマンでしたね。
「#6」は、LIVEで盛り上がるハードポップチューンです。ギターのリフを弾く時にピッキングハーモニックスが格好良いです。
「#8」は、ノリのいいロックン・ロールナンバーです。
「#9」は、ベースの Bruce Hall が、リードヴォーカルをとっています。
「#10」は、情感たっぷりのロッカー・バラードです。

【「#1」のyoutubeへのリンクです】★
http://www.youtube.com/watch?v=0zwNUdk5roM
【「#2」のyoutubeへのリンクです】★
http://www.youtube.com/watch?v=T9nXC4jnTsY
【「#3」のyoutubeへのリンクです】
http://www.youtube.com/watch?v=KAQtbJsO2pg
【「#4」のyoutubeへのリンクです】
http://www.youtube.com/watch?v=vWY7iVtesDE
【「#5」のyoutubeへのリンクです】★
http://www.youtube.com/watch?v=J010sooBvp4&feature=fvst
【「#6」のyoutubeへのリンクです】★
http://www.youtube.com/watch?v=k-4qR-69hpM
【「#7」のyoutubeへのリンクです】
http://www.youtube.com/watch?v=RFzqZxyFMMs
【「#8」のyoutubeへのリンクです】
http://www.youtube.com/watch?v=B1Uh2fgLj1A
【「#9」のyoutubeへのリンクです】
http://www.youtube.com/watch?v=hL18RDLp4lM
【「#10」のyoutubeへのリンクです】
http://www.youtube.com/watch?v=5lJFoareXeI

※個人的に「おすすめ」なナンバーには、★マークをつけていますので、ご参考までに。

1.Don't Let Him Go 
2.Keep On Loving You 
3.Follow My Heart 
4.In Your Letter 
5.Take It On The Run 
6.Tough Guys 
7.Out Of Season 
8.Shakin' It Loose 
9.Someone Tonight 
10.I Wish I Were There

【Myspaceへのリンクです】
http://www.myspace.com/reospeedwagon

【Officialサイトへのリンクです】
http://www.speedwagon.com/


 


今日の一枚 Billy Joel /「Songs In The Attic」 [Rock 一般]

今日は、Billy Joel が1981年に発表したライブアルバム「Songs In The Attic」を紹介します。
このアルバムの発表時期は「Glass Houses」より後なのですが、彼がブレイクする前の作品たちを「当時のチームワーク抜群のバンドメンバーと一緒にライブ撮りをしたい」という趣旨でつくられたため、「52nd Street」「Stranger」からの大ヒット曲「Just the Way You Are」「Honesty」等は収録されていません。
「昔のアルバムは、曲は好きだけどライヴのようなエネルギーや楽しさがない」との本人の意図を反映した企画だったようです。
また、スタジオ盤でも納得のいく仕上がりとなっている、初期の名曲「Piano Man」「New York State Of Mind」は、このような製作意図により収録されていません。

確かにスタジオ盤と聴き比べてみると、それぞれの曲が新しい命を吹き込まれて輝いているように感じます。
Billy Joel とバンド・メンバーの息もぴったりで、本当にテンションの高いパフォーマンスを繰り広げています。

songs in the attic.jpg

「#1」は、少々イントロのシンセサイザーの音が古臭いですが(笑)、スローテンポな唄い出しからアップテンポに盛り上がる所がオープニングには最高ですね。
「#2」は、夏の景色が目に浮かぶような叙情的なピアノソングです。
「#3」は、Billy のピアノが美しいスケールの大きいバラードです。
「#4」は、パンチの効いたロックナンバーです。
「#5」は、このアルバムのハイライト。とても美しいピアノの弾き語りバラードです。シングルカットされ全米23位のヒットとなりました。
「#6」は、アコースティックギターを前面にフューチャーしたアップテンポのカントリー調ロックです。
「#7」は、もう1つのハイライト。1stシングルとして全米17位のヒットとなりました。本当に良い曲ですね。
「#8」は、スタジオ盤よりも遥かにパンチが効いて、曲の持つエネルギーが輝いていますね。観客も沸いています。
「#9」は、アコースティックギターが美しいフォーク調のナンバーです。
「#10」は、少しコミカルなポップソングです
「#11」は、最後を飾る美しいバラードです。曲が進むにつれて、ラストに向けて徐々に盛り上がっていきます。

【「#1」のyoutubeへのリンクです】
http://www.youtube.com/watch?v=v75ZQakN4M4
【「#2」のyoutubeへのリンクです】★
http://www.youtube.com/watch?v=m_whzyYTvNs
【「#3」のyoutubeへのリンクです】★
http://www.youtube.com/watch?v=6HqGA3Wqf9c
【「#4」のyoutubeへのリンクです】
http://www.youtube.com/watch?v=dC4YXVVBJiY
【「#5」のyoutubeへのリンクです】★
http://www.youtube.com/watch?v=p0iOEOtSyB0&feature=related
【「#6」のyoutubeへのリンクです】
http://www.youtube.com/watch?v=0qSNcgJtqzw
【「#7」のyoutubeへのリンクです】★
http://www.youtube.com/watch?v=NsqynxEJYfI
【「#8」のyoutubeへのリンクです】★
http://www.youtube.com/watch?v=3zoQa2XfjrE
【「#9」のyoutubeへのリンクです】★
http://www.youtube.com/watch?v=29AzF50DOlM
【「#10」のyoutubeへのリンクです】
http://www.youtube.com/watch?v=2VA6o0izBT8
【「#11」のyoutubeへのリンクです】
http://www.youtube.com/watch?v=QL9fZ4xsZJY

※個人的に「おすすめ」なナンバーには、★マークをつけていますので、ご参考までに。

1.Miami 2017 (Seen The Lights Go Out On Broadway)
2.Summer, Highland Falls 
3.Streetlife Serenader 
4.Los Angelenos 
5.She's Got A Way 
6.Everbody Loves You Now 
7.Say Goodbye To Hollywood
8.Captain Jack
9.You're My Home 
10.The Ballad Of Billy Kid
11.I've Loved These Days


【Officialサイトへのリンクです】
http://www.billyjoel.com/


今日の一枚 Journey /「Eclipse」 [Rock 一般]

今日は、Journey の新作「Eclipse」を紹介します。
タイトル名の意味「(太陽・月の)食」から連想されるように、またジャケットのカラーが表現しているように、少し“翳り”のある曲想を持ったナンバーが多いです。
新ヴォーカリスト Arnel Pineda を迎えて2作目のアルバムに当たる本作は、Arnel がバンドに馴染みケミストリーが起きたように感じます。少しエスニックな香りを仄かに感じるのもそのせいでしょうか。
Journeyの過去の作品と敢えて対比させれば、「Frontiers」とプログレ色豊かな初期の2枚のアルバムの中間的な位置付けのように思えます。かなりギター・オリエンテッドな作品ですね。
アルバムの中で群を抜いて際立った曲はないものの、全般的にクオリティが高く、なかなかの良盤だと思います。人によっては違和感を感じる方もいるかも知れませんが、現在の彼等が表現された作品であると思います。いつまでも「Escape」のようなアルバムを作ってはいられないことも事実ですしね。

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「#1」は、キャッチーなミディアムテンポのメロハーナンバーです。
「#2」は、少しエスニックな香りのするプログレ・ハードなナンバーです。
「#3」は、一瞬 Foreigner の某曲を思わせる(笑)keyから、Dream Theater 風のピアノへと続くイントロから始まる少しダークなプログレ・ハードなナンバーです。
「#4」は、エスニックなタイトルを持つ不思議な曲ですが、とても美しいバラードです。
「#5」は、ミディアムテンポのメロハーナンバーです。
「#6」は、哀愁を帯びたミディアムテンポのメロハーナンバーです。
「#7」は、Styxあたりが得意そうな、アコースティックナンバーです。
「#8」は、アフリカンビートに乗った、エスニックなナンバーです。
「#9」は、ソリッドなメロハーナンバーです。
「#10」は、とてもメローなバラードです。
「#11」は、Deperture の頃を彷彿させるポップなナンバーです。
「#12」は、Neal Schon がギターを弾きまくるインストナンバーです。

【「#1」のyoutubeへのリンクです】★
http://www.youtube.com/watch?v=7ASxUYZTe24&feature=related
【「#2」のyoutubeへのリンクです】
http://www.youtube.com/watch?v=_HEO8bOAhIU
【「#3」のyoutubeへのリンクです】★
http://www.youtube.com/watch?v=HGeEJt4b7Pw
【「#4」のyoutubeへのリンクです】★
http://www.youtube.com/watch?v=rJu6MTxmaf8
【「#5」のyoutubeへのリンクです】
http://www.youtube.com/watch?v=yz43R0evN9A
【「#6」のyoutubeへのリンクです】★
http://www.youtube.com/watch?v=F6umCccJOZY
【「#7」のyoutubeへのリンクです】
http://www.youtube.com/watch?v=XJj8o1X7Lq0
【「#8」のyoutubeへのリンクです】
http://www.youtube.com/watch?v=fwRn63nCDvs
【「#9」のyoutubeへのリンクです】★
http://www.youtube.com/watch?v=vPlwjo5ZL8k
【「#10」のyoutubeへのリンクです】★
http://www.youtube.com/watch?v=f9JBd4yG5Kg
【「#11」のyoutubeへのリンクです】★
http://www.youtube.com/watch?v=BNLl6NwVrS8
【「#12」のyoutubeへのリンクです】
http://www.youtube.com/watch?v=m6fJnWJuw2M


※個人的に「おすすめ」なナンバーには、★マークをつけていますので、ご参考までに。

1.City Of Hope
2.Edge Of The Moment
3.Chain Of Love
4.Tantra (My Eyes Can See)
5.Anything Is Possible
6.Resonate
7.She's A Mystery
8.Human Feel
9.Ritual
10.To Whom It May Concern
11.Someone
12.Venus


【Official HPへのリンクです】
http://www.journeymusic.com/

【関連記事へのリンクです】
◆今日の一枚 Journey / 「Infinity」
http://seawind335.blog.so-net.ne.jp/2011-01-13-52

◆今日の一枚 Bad English /「Bad English」
http://seawind335.blog.so-net.ne.jp/2011-02-10-51

◆今日の一枚 The Storm /「Eye Of Yhe Storm」
http://seawind335.blog.so-net.ne.jp/2011-02-19-51

◆今日の一枚 The VU / 「Phoenix Rising」
http://seawind335.blog.so-net.ne.jp/2011-05-26-51

 


今日の一枚 Soundtrack /「Stealing Home」 [Rock 一般]

今日は、1988年のアメリカ映画「Stealing Home」(邦題:「君がいた夏」)のサウンドトラック盤を紹介します。
映画のあらすじは、落ちぶれて失意の日々を送っていたプロ野球選手ビリーが、幼い頃に思慕の情を寄せていた年上の女性ケイティ・チャンドラー(ジョディ・フォスター)の突然の自殺によって再び青春時代に立ち帰ることになり、そしてそれをきっかけに再起を果たす。というものでした。
派手さはないものの、ジョディ・フォスターの魅力とともに、心がキュンとなる妙に心に残る映画でした。皆さんも機会があれば見てください。
さて、サウンドトラック盤ですが、音楽は、あの David Foster が担当しており、歌入り&インストの書き下ろしの他に、オールディーズナンバーがちりばめられています。以前紹介した「Dirty Dancing」と同じようなスタイルですね。

【今日の一枚 Soundtrack /「Dirty Dancing」へのリング】
http://seawind335.blog.so-net.ne.jp/2011-04-09-01

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「#1」は、 David Foster 書き下ろしの主題歌(インスト)です。夏日の朝を思わせる美しいバラードです。
「#2」「#4」「#5」「#7」「#8」「#10」は、誰しも一度は耳にしたことがあるオールディーズナンバーですね。「#8」は、あのThe Beatles が「Please Please Me」でカバーしていましたね。
「#3」は、このアルバムのハイライトです。David Foster & Marilyn Martin のデュエットです。この頃の Marilyn Martin は、デュエットに引っ張りだこでしたね。
「#6」は、David Foster 書き下ろしのインストです。小品ですが美しい作品です。
「#11」は、「#3」をモチーフにしたインストナンバーです。

【「#1」のyoutubeへのリンクです】★
http://www.youtube.com/watch?v=YtHTW2je1PY&feature=related
【「#2」のyoutubeへのリンクです】
http://www.youtube.com/watch?v=AapxXRlsdwA&feature=related
【「#3」のyoutubeへのリンクです】★
http://www.youtube.com/watch?v=ASOzlniJ0GY
【「#4」のyoutubeへのリンクです】
http://www.youtube.com/watch?v=UXVw5cUAKFo
【「#5」のyoutubeへのリンクです】
http://www.youtube.com/watch?v=1uKUH6joeEs
【「#7」のyoutubeへのリンクです】
http://www.youtube.com/watch?v=7IjgZGhHrYY
【「#8」のyoutubeへのリンクです】
http://www.youtube.com/watch?v=8clnxViHdp8
【「#10」のyoutubeへのリンクです】
http://www.youtube.com/watch?v=Q3-rf4EgAm8
【「#11」のyoutubeへのリンクです】★
http://www.youtube.com/watch?v=DgiszyBGVZ0

※個人的に「おすすめ」なナンバーには、★マークをつけていますので、ご参考までに。

1. Stealing Home 
2. Sherry 
3. And When She Danced (Love Theme From Stealing Home) 
4. Poison Ivy 
5. All I Have To Do Is Dream 
6. Home Movies 
7. Great Balls Of Fire 
8. Baby, It's You 
9. Stealing Home (Reprise) 
10. Bo Diddley 
11. Katie's Theme 

【「映画のフラッシュバックと主題歌」のyoutubeへのリンクです】
http://www.youtube.com/watch?v=uIl5HVAkKWA
映画の雰囲気がわかると思います。特にこの映画を見た人は、引き込まれちゃいます。


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