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今日の一枚 Randy Goodrum /「Words And Music」 [AOR]

今日は、アメリカのシンガーソングライター Randy Goodrum が1994年にリリースした、アルバム「Words And Music」を紹介します。
以前、このブログでも紹介したこともあり、TOTO の 「I'll Be Over You」の共作者として有名な Randy Goodrum は、多くのアーティストに楽曲を提供しています。この作品は、他のアーティストに提供した曲をセルフリメイクしているアルバムです。
決して上手くはないものの、その人柄を感じさせるハートウォーミングなヴォーカルと、以外にオリジナルに忠実で、曲のメロディを活かしたシンプルなアレンジがしっとりとして、秋の夜長にぴったりだと思います。
ゲストのギタリストは Michael Landau がメインで参加しているほか、 Steve Lukather や Jay Graydon も参加しています。


【今日の一枚 Randy Goodrum /「An Exhibition」へのリンクです。】
http://seawind335.blog.so-net.ne.jp/2012-02-23

Words And Music.jpg


「#1」は、Steve Kipner と共作した George Benson のヒット作です。エンディングのギターソロは何と Jay Graydon です。
「#2」は、Steve Perry のソロヒット曲です。共作も Steve Perry とです。
「#3」は、Michael Johnson がヒットさせた美しいピアノバラードです。
「#4」は、ご存じ TOTO のヒットナンバーです。当然 Steve Lukather との共作です。TOTOでは Steve Lukather のギターソロの部分がサックスになっています。
「#5」は、Anne Murray の78年度グラミー賞受賞曲です。名曲ですね。
「#6」は、David Foster、Jay Graydon と共作した DeBarge のヒット曲です。とても洒落た仕上がりになっています。
「#7」は、友人のクリントン元大統領(すごい!)の大統領就任を祝福して作った作品だそうです。
「#8」「#9」は、自身の1982年のアルバム「Fool's Paradise」に収録されている作品のセルフカバーです。
「#10」は、自身の1985年のアルバム「Solitary Nights」に収録されている作品のセルフカバーです。
「#11」は、「#5」を Nikki Braun とデュエットでプレイしたものです。


【「#2」のyoutubeへのリンクです】
http://www.youtube.com/watch?v=hb-kRyPy-eA
【「#3」のyoutubeへのリンクです】★
http://www.youtube.com/watch?v=F--56oQBJvs
【「#4」のyoutubeへのリンクです】★
http://www.youtube.com/watch?v=3p1JRetuLYE
【「#5」のyoutubeへのリンクです】★
http://www.youtube.com/watch?v=zwQmiyOyJT4
【「#6」のyoutubeへのリンクです】★
http://www.youtube.com/watch?v=OnEfBrKujU8
【「#7」のyoutubeへのリンクです】
http://www.youtube.com/watch?v=ChBz8DIM6Mg
【「#8」のyoutubeへのリンクです】★
http://www.youtube.com/watch?v=mBKzRRILQn8
【「#9」のyoutubeへのリンクです】★
http://www.youtube.com/watch?v=nB5YBoQdPr0
【「#10」のyoutubeへのリンクです】
http://www.youtube.com/watch?v=E7b_TJP_JLo


※個人的に「おすすめ」なナンバーには、★マークをつけていますので、ご参考までに。

1.20-20
2.Foolish Heart
3.Bluer Than Blue
4.I'll Be Over You
5.You Needed Me
6.Who's Holdin Donna Now
7.Reunion
8.Savin' It Up
9.Time To Say I'm Sorry
10.So Soft, Your Goodbye
11.You Needed Me

【Facebookへのリンクです】
https://www.facebook.com/pages/Randy-Goodrum/127093939616
【Officialサイトへのリンクです】
http://www.randygoodrum.com/


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今日の一枚 Sound Of Eternity /「Visions & Dreams」 [AOR]

今日は、スペインのバンド Sound Of Eternity が2014年に発表したデビューアルバム「Visions & Dreams」を紹介します。
このバンドは、女性ヴォーカル Beatriz Aranda をフロントに、Jean Funes (G)、Rui Prado(D)の3名で2004年に結成されました。
詳細は不明ですが、10年を経てのデビューアルバムなので、長い下積み生活で苦労をしたのでしょうか。

サウンドは、北欧を彷彿させる透明感のあるサウンドに繊細なヴォーカルが乗って、とても清涼感のある心地良いサウンドです。
Beatriz Aranda の声は、何となく Belinda Carlisle を彷彿させます。
オープニングの神秘的なインスト「#1」から「#4」までの流れは見事です。あと3曲のバラードも秀逸です。

そして、ここでもあの超売れっ子の Erik Martensson (W.E.T.、Eclipse)が、ミックスダウンとベース&Key.にて参加しています。
彼の参加が北欧テイストを加えているのかも知れませんね、特にKey.の使い方なんかはもろ北欧ですからね。

Visions & Dreams.jpg


「#2」「#3」「#4」は、北欧系ど真ん中の透明感のあるサウンドに Beatriz Aranda のヴォーカルが気持ちよく乗ったメロディアスなAORナンバーです。
「#5」「#8」「#10」は、Beatriz Aranda を前面に押し出したパワーバラードです。
「#7」は、哀愁を帯びたメロディが印象的なメロハーナンバーです。
「#9」は、ソリッドなサウンドのポジティブなメロハーナンバーです。

【「#4」のyoutubeへのリンクです】★
http://www.youtube.com/watch?v=0-uXRlnD9cU

※個人的に「おすすめ」なナンバーには、★マークをつけていますので、ご参考までに。


 ↓ 以下のサイトで全曲試聴&DL購入できます。
http://www.amazon.co.jp/dp/B00LVPIR2Q/ref=dm_cd_album_lnk


1.Visions And Dreams
2.Call To Action
3.Running To You
4.Broken Heart
5.Reason To Live
6.Alpha & Omega
7.My Saviour
8.Eternal Love
9.Forever
10.Universe


【Facebookへのリンクです】
https://www.facebook.com/soundofeternity


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今日の一枚 Jaymes Felix /「White As Snow」 [AOR]

今日は、アメリカ出身のCCMシンガー Jaymes Felix が、1980年に発表した唯一の作品「White As Snow」を紹介します。
一言で言うと、まさにあの Blue-Eyed Soul の巨匠 Michael McDonald に負けず劣らずの実力を持ちつつも、フュージョンテイストのAORを濃縮した名盤だと思います。

参加ミュージシャンは、以下の通り、通好みですね。

 Jaymes Felix(vo,b,g)
 Louis Pardini(key)
 Larry Williams(key)
 Hadley Hockensmith(g,b)
 Bill Maxwell(ds)
 Alex Acuna(Perc)
 Steve Tavaglione(sax)

元々、Jaymes Felix は、「Psalm 150」という CCMグループのベーシスト&ヴォーカリストとして、そのキャリアをスタートさせたようです。
活躍するうちに、今回のソロアルバムの話が持ち上がったようです。
完成度の高い楽曲と、田園のそよ風のような爽やかさを湛えたサウンドは、本当に“気持ちいい”サウンドです。

これだけの才能のある方なのに、この1枚のアルバムだけというのは本当にもったいないと思います。
出来れば、2ndを聴いてみたいですね。

White As Snow.jpg 


「#1」は、CCM/AORの王道を行くサウンドですね。イントロからエンディングに向けて徐々にサウンドやプレイスタイルを変化させるギターも良いですね。
「#2」は、まさに Michael McDonald を彷彿させる Blue-Eyed Soul の王道サウンドです。Michael McDonald の1stあたりに収録されていても不思議はない名曲です。
「#3」は、ため息が出るくらい美しく、気高いAORバラードです。このサウンドとヴォーカルを聴くと、Jaymes Felix の懐の深さを改めて認識します。Michael McDonald のフォロワーというよりは、ある意味超えていますね。
「#4」は、この曲を Youtube で聴いたのが、Jaymes Felix との出会いでした。情感たっぷりな、フュージョンテイストのAORバラードです。Key.のコードワークが本当に格好いいです。
「#5」は、少しジャジーな、アーバンテイストのバラードです。3連続のバラードですが、それぞれが微妙にスタイルを変えているので、全くだれることはありません。本当に素晴らしい!
「#6」は、再び Michael McDonald 路線に戻ります(笑)。しかし、本当にセンスが良いですね。
「#7」は、Glenn Frey 辺りを彷彿させる“ウエストコースト全開”のナンバーです。
「#8」「#10」は、またもや Michael McDonald 路線に戻りますが、今までの曲とは別にヴォーカル・スタイルを微妙に変えています。器用な人なんでしょうね。
「#9」は、CCMの影響を強く感じさせるナンバーです。この曲がアルバムに更なる表情を与えているのか、却って散漫になっているような印象を与えているのかは賛否が分かれるところでしょう。個人的には好きですが。

【「#1」のyoutubeへのリンクです】★
https://www.youtube.com/watch?v=Sz2EplCi1Ac
【「#2」のyoutubeへのリンクです】★
https://www.youtube.com/watch?v=oHdGL-WINAo
【「#3」のyoutubeへのリンクです】★
https://www.youtube.com/watch?v=426nA4Fqb1o
【「#4」のyoutubeへのリンクです】★
https://www.youtube.com/watch?v=J1XEzqnTG4M
【「#5」のyoutubeへのリンクです】★
https://www.youtube.com/watch?v=7TbNtiZ7yns
【「#6」のyoutubeへのリンクです】★
https://www.youtube.com/watch?v=Ep56-lD7XU8


※個人的に「おすすめ」なナンバーには、★マークをつけていますので、ご参考までに。


1.I Really Love You
2.That's What It Takes
3.White As Snow
4.Open Up
5.He Is Coming Back Again
6.The Lifht Of His Love
7.I Don't Want Much
8.I've Been Runnin' Too Long
9.He's All That
10.Let's Reach Out


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今日の一枚 Paul Janz /「Renegade Romantic」 [AOR]

今日は、カナダのシンガー・ソングライター Paul Janz が 1990年に発表した4枚目のアルバム「Renegade Romantic」を紹介します。
楽曲は、CCM/ハードポップ路線を行っているのですが、Paul Janz の骨太なヴォーカルにより、味わい深い奥深さを醸し出しています。
佳曲揃いでバラエティに富んだ内容となっており、Tim Feehan あたりを彷彿させるなかなかの名盤です。

Renegade Romantic.jpg


「#1」は、何ともキャッチーなハードポップ・ナンバーです。サビメロが耳に残りますね。一見ストレートなナンバーでもリズムパターンにひねりを加えているのが、このアルバムを通じての特徴ですね。
「#2」は、ライト感覚のAORナンバーです。
「#3」「#10」は、フックの効いたソウルフルなナンバーです。Robert Palmer を思い出しました。
「#4」「#5」は、ゆったりとしたアレンジと表情豊かなヴォーカルが心地良い、パワーバラードです。
「#6」は、このアルバムの中で最もポップなナンバーです。如何にも90年代、という感じですね。
「#7」は、一瞬、大滝詠一や杉真理かと思っちゃいました(笑)。こちらもポップな味付けのナンバーです。
「#8」は、The Police の「Every Breath You Take」を彷彿させるギターではありますが。。。ドラマチックなサビが素晴らしい!彼の魅力が最大限に発揮されている名曲です。
「#9」は、ユーロビート風の味付けが今となっては茶目っ気たっぷりではありますが。。。なかなか良いメロディです。

【「#1」のyoutubeへのリンクです】★
https://www.youtube.com/watch?v=3YeBTNM--mk
【「#2」のyoutubeへのリンクです】★
https://www.youtube.com/watch?v=FgyG-K2Jd0E
【「#3」のyoutubeへのリンクです】
https://www.youtube.com/watch?v=w3zgB96__Sk
【「#4」のyoutubeへのリンクです】★
https://www.youtube.com/watch?v=njvXXsdWKBY
【「#5」のyoutubeへのリンクです】★
https://www.youtube.com/watch?v=d1SsSzItT6Y
【「#7」のyoutubeへのリンクです】
https://www.youtube.com/watch?v=UU3X48ZpjRk
【「#8」のyoutubeへのリンクです】★
https://www.youtube.com/watch?v=imoOFDND-NE
【「#9」のyoutubeへのリンクです】
https://www.youtube.com/watch?v=uR8iz-3D_5Y


※個人的に「おすすめ」なナンバーには、★マークをつけていますので、ご参考までに。


1.Every Little Tear 
2.Hold Me Tender 
3.Rocket To My Heart 
4.Almost Heaven 
5.Stand 
6.Stuck On You 
7.Love Walks In 
8.One Lovin' Touch 
9.Darling Drive 
10.Saddle Up 


【関連サイトへのリンクです】
http://www.canadianbands.com/Paul%20Janz.html


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今日の一枚 Maxus /「Maxus」 [AOR]

今日は、LAのスタジオ・ミュージシャンが集まって作った、「第2のTOTO」とも言われているスーパー・グループ Maxus が、1981年に発表した唯一の作品「Maxus」を紹介します。
メンバーは、Jay Gruska(Key,Vo)、Michael Landau(G)、Robbie Buchanan(Key,Vo)、Mark Leonard(B,Vo)、Doane Perry(Ds,Vo)5人で、プロデューサーは、Michael Omartian が担当しています。

内容としては、TOTO というよりは Airplay をハードにしたようなサウンドですね。
そして、Supertramp や i-TEN を彷彿させるようなプログレ風のスパイスも効いています。
個人的には、もう少しメリハリがあった方が良いのでは?とも思いますが、聴き込むほどに味が出てくる捨て曲なしのなかなかのハイレベルな内容です。
この時代のサウンドが好きな方には、マストアイテムですね!

Maxus_ST.jpg 

「#1」は、Michael Landau のギターが大活躍のハードプログレ風のAORナンバー(何だそれ?)です。ポップでありながらも複雑な構成という、このバンドの特色が良く出ています。しかし、Michael Landau のソロは格好いいですね!
「#2」は、個人的には最も i-TEN を感じます。不思議なインパクトを持っています。
「#3」は、リズムパターンが複雑で少し TOTO や Steely Dan を感じさせます。ハードドライブとクリアトーンを変幻自在に操る Michael Landau のギターが最高ですね。
「#4」は、一転して直球ど真ん中勝負のAORバラードです。ギターとKey.がムーディでセンス良いプレイを堪能させてくれます。
「#5」は、いままでいぶし銀のようなプレイに徹していたベースが前面に出て大活躍のファンキーでフュージョンテイストのナンバーです。この曲でこそ Michael Landau の長めのギターソロを聴きたかったですね。
「#6」は、一世を風靡した“TOTOシャッフル”風のナンバーです。Michael Landau のツインリードが効果的ですね。ギターソロもいかしています。
「#7」は、youtubeに動画がアップされていないのが残念です。美しいピアノバラードです。大胆な転調がドラマチックですね。Michael Landau の短いながらもセンスの光るギターソロが感動的です。
「#8」は、大胆にレゲエのリズムを取り入れた Steely Dan 風のナンバーです。聴き込むほどに味が出てくる佳曲です。Michael Landau のギターには、ただただ脱帽です。
「#9」は、ハードロックとフュージョンとプログレがミックスされた彼等ならではのナンバーです。極めて難易度の高い演奏をいとも簡単にスタジオライブ風にこなしている実力は凄いですね。Nightwalker の頃の Gino Vannelli を彷彿させます。


【「#1」のyoutubeへのリンクです】★
https://www.youtube.com/watch?v=hhk_ihXqsnQ
【「#2」のyoutubeへのリンクです】
https://www.youtube.com/watch?v=XaasfSWS6BI
【「#4」のyoutubeへのリンクです】★
https://www.youtube.com/watch?v=gsbWRS0kcJI
【「#5」のyoutubeへのリンクです】★
https://www.youtube.com/watch?v=ClsioRxbds4


※個人的に「おすすめ」なナンバーには、★マークをつけていますので、ご参考までに。

↓こちらのリンクで全曲試聴&購入できます。

https://itunes.apple.com/jp/album/maxus/id305118304


1.The Higher You Rise
2.Nobody's Business
3.What You Give
4.Keep A Light On
5.Your Imagination
6.They Danced
7.Part Of You
8.Don't Try To Stop Me Now
9.Where Were You


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今日の一枚 Steve Kipner /「Knock The Walls Down」 [AOR]

今日は、コンポーザーとして Olivia Newton-John(「Physical」)や Chicago(「Hard Habit to Break」)など、数多くのヒット作を世に送り出している Steve Kipner が1979年に発表した唯一のソロ作品「Knock The Walls Down」を紹介します。
この作品の特筆すべき点は、あの Jay Graydon の初プロデュース作品であり、彼のギタープレイも堪能できることです。
従って参加ミュージシャンも、ギターに Jay Graydon、Larry Carlton、Steve Lukather、ベースに David Hungate、Key.に Michael Omartian、David Foster、ドラムスに Jeff Porcaro という豪華な顔ぶれとなっております。

そして長い間、入手が難しかった隠れた名盤でしたが、この度、めでたくボーナストラック2曲を追加の上、紙ジャケ&デジタル・リマスターにより再発され、入手可能になりました。
楽曲・サウンドともにAOR全盛期の「王道ど真ん中」であり、演奏のクオリティも高いです。
そして何といっても、Jay Graydon カラー全開です!!
特に「The Ending」の1分を超える入魂のギター・ソロは圧巻です。
Jay Graydon フォロワーにとっては、必聴の名盤ですね。

Knock The Walls Down.jpg


「#1」は、Jay Graydon のギターワークが印象的な Airplay的なアプローチのナンバーです。
「#2」は、Larry Carlton のアコギから始まり、Jay Graydon のパーカッシブでファンキーなギターが絡む「#1」と同路線のナンバーです。
「#3」は、こちらも Larry Carlton のアコギから始まるフュージョンタッチのAORナンバーです。
「#4」「#6」は、仄かにプログレ風の味付けがされている独特なテイストのナンバーです。
「#5」は、Steve Lukather のアコギから始まるパワーバラードです。
「#7」は、ウエストコーストの風のように爽やかなAORバラードです。ギターソロがいいですね~♪
「#8」は、TOTOリズム隊十八番の、スローなシャッフル・ナンバーです。サックス・ソロが渋く決まっています。
「#9」は、美しいメロディのバラードからテンポ・アップしてシャッフル・ビートに展開するところが「技あり」の一曲です。目まぐるしく変わる曲調に Jay Graydon の「ワイヤークワイヤー」が絡んで、聴き応えがあります。
「#10」は、「#1」と対をなす同一メロのラストナンバー(オリジナル盤)です。この縦横無尽に弾きまくる Jay Graydon のギターソロは、本当に最高です。ギタリストにとっては要チェックですね。
「#11」は、ボーナストラックの1曲目で、少し毛色の変わったロッカー・バラードです。
「#12」は、ボーナストラックの2曲目で、「#7」のインストVer.です。繊細かつ多彩なJay Graydon のギターワークが楽しめます。youtubeに音源がないのが残念!


【「#1」のyoutubeへのリンクです】★
https://www.youtube.com/watch?v=rrV1E8Q4Z2k
【「#2」のyoutubeへのリンクです】★
https://www.youtube.com/watch?v=GY6dqoCLBnk
【「#4」のyoutubeへのリンクです】
https://www.youtube.com/watch?v=jzdb-sClfBs
【「#5」のyoutubeへのリンクです】
https://www.youtube.com/watch?v=GO7t9UxPCrk
【「#6」のyoutubeへのリンクです】
https://www.youtube.com/watch?v=K2mW8I24BPI
【「#7」のyoutubeへのリンクです】★
https://www.youtube.com/watch?v=wCRLf9pdp2I
【「#8」のyoutubeへのリンクです】★
https://www.youtube.com/watch?v=7a22ZULVKGQ
【「#9」のyoutubeへのリンクです】★
https://www.youtube.com/watch?v=DANeEyQtSXQ
【「#10」のyoutubeへのリンクです】★
https://www.youtube.com/watch?v=yBPRrsrj_6M


※個人的に「おすすめ」なナンバーには、★マークをつけていますので、ご参考までに。


1.The Beginning
2.Knock The Walls Down
3.Lovemaker
4.School Of Broken Hearts
5.War Games
6.I've Got To Stop This Hurting You
7.Love Is It's Own Reward
8.Cryin' Out For Love
9.Guilty
10.The Ending
11.I Had To Find It Out For Myself
12.Love Is It's Own Reward(Instrumental)


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今日の一枚 Bridge 2 Far /「Bridge 2 Far」 [AOR]

今日は、Michael Jackson や Quincy Jones との仕事で有名なアメリカ出身のセッション・ドラマーの John Robinson と、イギリス出身のCCMシンガーの MarkWilliamson が結成したデュオ Bridge 2 Far が1989年に発表した唯一の作品「Bridge 2 Far」を紹介します。
このアルバムは、AORマニアの間では高評価を受けながらも、長らく入手が難しくオークション等では高値で取引されていたようですが、今般、めでたくリイッシューされ入手することが出来ました。(^^♪

このお二人、それぞれがマルチ・ミュージシャンで複数の楽器をこなしておりますが、ゲストミュージシャンが凄い顔ぶれです。
代表的なところでは、ギターに Steve Lukather、Michael Landau。ベースに Neil Stubenhaus、Freddie Washington。Key.に David Paich、Larry Williams、John Van Tongren などです。

サウンドの方はご機嫌な王道AORですが、完全に「西海岸」してはいません。
英国人シンガーが絡んでいるせいかはわかりませんが、少しウエットなサウンドですね。少し i-TEN を彷彿させます。ただ、こちらの方がよりドラマチックに仕上がっています。

【今日の一枚 i-TEN /「Taking A Cold Look」へのリンク】
http://seawind335.blog.so-net.ne.jp/2012-10-12

Bridge 2 Far.jpg


「#1」「#4」は、まさに i-TEN を彷彿させる、ややポップなAORナンバーです。
「#2」は、このブログでも紹介したことのある Michele Luppi 主宰のメロハープロジェクト Los Angels も1stアルバムでカバーしている、メロディアスでドラマチックに展開する名曲です。
「#3」「#8」は、少しライトなタッチのAORナンバーです。この辺りの懐の広さは流石ですね。哀愁を帯びたサビメロがいいですね。
「#5」は、Key.の美しいアルペジオが印象的な、しっとりとしたバラードです。
「#6」「#9」は、エッジの効いたギターを前面に出したハードなタッチのナンバーです。
「#7」は、再び美しいバラードですが、こちらは Michael Bolton 辺りを彷彿させる、ソウルフルなフレバーです。

【「#1」のyoutubeへのリンクです】
http://www.youtube.com/watch?v=kKt59qybykM
【「#2」のyoutubeへのリンクです】★
http://www.youtube.com/watch?v=8fzWe1oeWHM
【「#3」のyoutubeへのリンクです】★
http://www.youtube.com/watch?v=R_5RdGllVhw
【「#4」のyoutubeへのリンクです】
http://www.youtube.com/watch?v=p4m_ZVlffKI
【「#5」のyoutubeへのリンクです】★
http://www.youtube.com/watch?v=chVitfQMwTc
【「#6」のyoutubeへのリンクです】
http://www.youtube.com/watch?v=XUDjIqWkiJ8
【「#7」のyoutubeへのリンクです】★
http://www.youtube.com/watch?v=aiPkUa35tU8
【「#8」のyoutubeへのリンクです】★
http://www.youtube.com/watch?v=OzhOuunIeJw
【「#9」のyoutubeへのリンクです】
http://www.youtube.com/watch?v=lzgPlYhvmMI


※個人的に「おすすめ」なナンバーには、★マークをつけていますので、ご参考までに。


1.Heaven On Earth
2.I Must Be Blind
3.Say You Will
4.Anyone Out There
5.Caught Inside Your Heart
6.We Got Away
7.Hold You Tonight
8.Straight To The Heart
9.This Is Killing Me


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今日の一枚 1927 /「The Other Side」 [AOR]

今日は、オーストラリアのバンド 1927 が 1990年に発表した 2ndアルバム「The Other Side」を紹介します。
このバンドは、1987年に結成され(1927年ではありません(笑))、ヴォーカリストの Eric Weideman が大半の曲を作っています。
Eric Weideman のヴォーカルが Paul Carrack を彷彿させますが、サウンドは Mr. Mister をドライにしたようなサウンドです。
メロディアスなAOR/ハードポップ路線の楽曲が中心で、日本人が好きそうなサウンドではあります。
あと、同じオーストラリア出身のバンドで Icehouse をアダルトにしたようなサウンドですね。

the other side.jpg


「#1」は、かなりポップ路線を行くナンバーです。
「#2」は、ゆったりとした雄大さを感じさせるナンバーです。
「#3」は、小洒落たAOR調のナンバーです。
「#4」は、このバンドの真骨頂が発揮されたナンバーです。メロディアスでいて、どことなくノスタルジックなAORナンバーです。
「#5」は、アフリカというよりバリ島を連想するサウンドですが(笑)、朝もやに包まれたような幻想的なKey.が最高ですね。
「#6」「#7」「#10」は、ポジティブなハードポップです。
「#8」は、メロディアスなロッカー・バラードです。
「#9」は、プログレの香りが仄かにするバラードです。

【「#1」のyoutubeへのリンクです】
http://www.youtube.com/watch?v=83v4zvgA0AA      
【「#2」のyoutubeへのリンクです】
http://www.youtube.com/watch?v=Sgmo8XoKIEQ
【「#3」のyoutubeへのリンクです】
http://www.youtube.com/watch?v=Zxufb_ZX4rk
【「#4」のyoutubeへのリンクです】★
http://www.youtube.com/watch?v=yxTFyq0Ny2k
【「#5」のyoutubeへのリンクです】★
http://www.youtube.com/watch?v=d7MKEFNgpeY
【「#6」のyoutubeへのリンクです】
http://www.youtube.com/watch?v=CllTmE_acYY
【「#7」のyoutubeへのリンクです】★
http://www.youtube.com/watch?v=uDLo4sAax74
【「#8」のyoutubeへのリンクです】
http://www.youtube.com/watch?v=HCHe0rmRFW0
【「#9」のyoutubeへのリンクです】★
http://www.youtube.com/watch?v=DSdG-I2V_QU
【「#10」のyoutubeへのリンクです】
http://www.youtube.com/watch?v=03RYPR7-Eyc


※個人的に「おすすめ」なナンバーには、★マークをつけていますので、ご参考までに。

1.Tell Me A Story      
2.Don't Forget Me...(For Elvis)      
3.Doin' It Wrong      
4.The Other Side      
5.Africa      
6.A World Without You      
7.A Day Like Today      
8.Call On Me      
9.Why?      
10.It's Gonna Get Better 

【Officialサイトへのリンクです】
http://www.1927.net.au/


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今日の一枚 Dare /「Beneath the Shining Water」 [AOR]

今日は、英国の叙情派バンド Dare が、2004年に発表した5thアルバム「Beneath the Shining Water」を紹介します。
このバンドは、元 Thin Lizzy のキーボード・プレイヤーだった Darren Wharton が中心となって結成されたグループです。

Darren Wharton が紡ぎ出す曲は、伝統的なケルティックメロディを取り入れ、アイリッシュな叙情と哀愁がただよう独自の世界観を持ちます。
彼らのサウンドを聴くと、英国のどんよりと曇った厳しい自然の中で光を放つ生命の輝きを思い浮かべます。
疲れている時に彼らの音楽を聴くと、本当に心が癒されます。
Darren Wharton の純朴ながら包容力があるヴォーカルと、凛とした空気を感じさせるKey.が他の追従を許さない世界を描き出します。

Beneath the Shining Water.jpg 

 


「#1」は、1曲目から叙情度全開で、魂を鷲掴みされるような切ないメロディーとむせび泣くようなギターが最高です。
「#2」は、抑え気味の前曲から少しエモーショナルに展開する美しいメロディのナンバーです。
「#3」「#6」は、王道を行く美しいバラードです。
「#4」は、さらにスケールアップした荘厳なバラードです。叙情的なギターソロも最高に味があります。
「#5」は、少し U2 を彷彿させるスペーシーなサウンドです。
「#7」は、哀愁度満点の叙情的なナンバーです。Bruce Springsteen を思い出してしまいました。
「#8」は、重厚で荘厳な美しくも切ないメロディを湛えたナンバーです。本当に琴線に触れます。
「#9」は、少しライトでポジティブなナンバーです。抑え気味のヴォーカルと、少し前面に出ているギターがいい味を出しています。
「#10」は、ラストを飾るゆったりとしたフォーク調のナンバーです。


【「#1」のyoutubeへのリンクです】★
http://www.youtube.com/watch?v=TC7g3AVv5Ns
【「#2」のyoutubeへのリンクです】★
http://www.youtube.com/watch?v=_JZTE3u2oys
【「#3」のyoutubeへのリンクです】★
http://www.youtube.com/watch?v=qSz-z5vYQCg
【「#4」のyoutubeへのリンクです】★
http://www.youtube.com/watch?v=Vie5Q42r6XY
【「#5」のyoutubeへのリンクです】★
http://www.youtube.com/watch?v=ZTpjX3izx4w
【「#6」のyoutubeへのリンクです】★
http://www.youtube.com/watch?v=ifNRlja30iE
【「#7」のyoutubeへのリンクです】★
http://www.youtube.com/watch?v=yttWGMuqRcg
【「#8」のyoutubeへのリンクです】★
http://www.youtube.com/watch?v=_DExx0Q7Yr8
【「#9」のyoutubeへのリンクです】★
http://www.youtube.com/watch?v=SJgOf5ZHg_o
【「#10」のyoutubeへのリンクです】
http://www.youtube.com/watch?v=NmU6ATPASV0


※個人的に「おすすめ」なナンバーには、★マークをつけていますので、ご参考までに。

 

1.Sea Of Roses 
2.Days Gone By 
3.Silent Hills 
4.Beneath The Shining Water 
5.The Battles That You've Won 
6.Allowed To Fall 
7.I'll Be The Wind 
8.Where Darkness Ends 
9.Storm Wind 
10.Last Train 

 

 

【Officialサイトへのリンクです】
http://www.dare-music.com/


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今日の一枚 Bob Halligan /「Window In The Wall」 [AOR]

今日は、アメリカのシンガー Bob Halligan が、1991年に発表したソロアルバム「Window In The Wall」を紹介します。
Bob Halligan は、CCM畑のシンガーソングライターであり、Ceili Rain というバンドのヴォーカリストでありながら、作曲面ではあの Judas Priest とコラボするなど、極めて多彩な音楽経歴を持っているようです。
私も、偶然にyoutubeを散策していて出会ったので、詳しくはわかりません。その時に聴いた「I Will Remember You」が心に残り、ネットで検索してアルバムを購入した次第です。

聞いてみると、内容は実に充実したAORアルバムで、私の期待を裏切りませんでした。
骨太でソウルフルな、男のAORアルバムです。
洗練されたサウンドとは対照的に素朴なヴォーカルが、実に味わい深いです。

window in wall.jpg


「#1」「#6」は、ロックフィーリング溢れる骨太のナンバーです。
「#2」は、アーバンなテイストのミディアム・テンポのAORナンバーです。
「#3」は、日曜日の朝の木漏れ日のような爽やかなナンバーです。
「#4」は、このドラマチックなイントロがツボにはまります。極上のアーバンテイストのパワーバラードです。
「#5」は、少しブルージーで、ウエットなナンバーです。ドラマチックなサビが最高です。
「#7」は、どこかで聞いたことがあるような、仄かにカントリーのフレバーを感じさせるナンバーです。
「#8」は、フュージョンテイストの洒落た大人のバラードですね。
「#9」は、こちらも骨太なパワーバラードです。このカテゴリは、彼の十八番のようですね。
「#10」は、カントリーフレーバを感じさせるナンバーです。サビに向けての壮大さがいいですね。


【「#3」のyoutubeへのリンクです】★
http://www.youtube.com/watch?v=kkjiJXzurLc
【「#4」のyoutubeへのリンクです】★
http://www.youtube.com/watch?v=1SC8nCbA_JA
【「#5」のyoutubeへのリンクです】★
http://www.youtube.com/watch?v=y-sfpoK5ZlM
【「#6」のyoutubeへのリンクです】
http://www.youtube.com/watch?v=iA2QwN5fUQI
【「#7」のyoutubeへのリンクです】★
http://www.youtube.com/watch?v=5MnXnAx9dwo
【「#10」のyoutubeへのリンクです】★
http://www.youtube.com/watch?v=lzeSp8e30vM

※個人的に「おすすめ」なナンバーには、★マークをつけていますので、ご参考までに。


1.Could've Been You 
2.Now That It's Not Over 
3.Still Feels Like Love 
4.I Will Remember You 
5.Who's Lovin' You Now 
6.Window In The Wall 
7.Midnite Mirage 
8.The Way It's S'pozed To Be 
9.Hard Rain 
10.Standing On The Edge Of Goodbye


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