Bowmore －「アイラ・モルトの女王」－ [ウイスキー]
我が家には、Glenfiddich が常備されているので、外でスコッチを飲む時は、個性が強い「アイラ・モルト」などをよくオーダーします。
その中でも頻度が高いのが、このボウモアです。
このウイスキーは、後ほど紹介しますが、蒸留所のロケーションやその独特の製法により、「スモーキーフレバーを持つ」「潮の香りがする」と言われています。実際に飲んでみると、例えて言えば「燻製の味」がする、という感じでしょうか。（「潮の香りがする」と言われると「しょっぱいのか？」と思いますが、そんなことはありません（笑））
人によっては、「アイラ・モルト」の強烈な個性ゆえに、敬遠する方もいますが、元々その個性に興味を持って入って行った私には、問題なく、お気に入りのウイスキーの１つです。
私は、通常ロックで飲みます。
このウイスキーを知ったのは、TV番組でこのウイスキーや蒸留所の紹介を見て興味を持ったことがきっかけでした。
ウイスキーを飲む時には、その生い立ちや製造方法、味の成り立ちの背景を知った上で飲むと、また違った味わいがあると思います。
「ボウモア（Bowmore）」の名前は、スコットランドの西に連なるヘブリディーズ諸島のひとつ、アイラ島にある村の名前に由来します。
ボウモア蒸留所は、多くのシングルモルト・ウイスキー蒸留所のあるアイラ島の中でも最古であり、アイラ島の蒸留所の中で唯一エリザベス女王が訪問したことがあるという由緒ある蒸留所です。
ボウモア蒸留所では、ピート（泥炭）の影響の濃いラーガン川を仕込み水の水源とし、バーボン樽やシェリー樽による熟成を行います。樽の熟成庫は、海に面し、一部は海水面より下にあるため、風が強い日には、波しぶきが蒸溜所の屋根までも濡らすそうです。そのため、熟成された原酒は「磯の香りが漂う」と表現されます。
ボウモアのピート香は、アイラモルトの中では強すぎず弱すぎず、最も繊細でバランスが良く、「アイラ・モルトの女王」とも言われています。アイラ・モルトにトライするには最適な銘柄だと思います。
【アイラ・モルト】とは
アイラ島の9つの蒸留所は、海辺に建っていることと、発芽した麦芽を乾燥させるときに焚きしめるピートの燻香、ピート層をくぐって湧くラガン川の仕込水によって、そのため独特のヨード臭やスモーキーな香りがすると言われています。この強烈な個性を持った風味は、アイラモルトだけの特徴です。
このウイスキーに合う曲は・・・・
Eric Clapton「Wonderful Tonight」
【youtubeへのリンクです】
http://www.youtube.com/watch?v=fC04ZZploBE
seawind335 さん
とても詳しい解説で嬉しいです＾＾）
シングルモルトスコッチの香りを久しぶりにかいでみたくなりました～。
by rtfk (2011-01-16 22:48)
rtfkさん、私もその日の気分や肴によって、バーボンとスコッチを飲み分けています。
因みに、昨夜はピスタチオで「山崎12年」、今夜は干し肉系だったので、「ワイルド・ターキー」でした！ (*^^)v
by seawind335 (2011-01-16 23:14)
こさびーさん、訪問&nice有難うございます。
by seawind335 (2011-01-18 02:11)
まーさん、訪問&nice有難うございます。
by seawind335 (2011-01-18 02:11)
ほりけんさん、訪問&nice有難うございます。
よろしかったら、また遊びに来てくださいね！
by seawind335 (2011-01-18 02:12)
ryo1216さん、訪問&nice有難うございます。
by seawind335 (2011-01-18 02:12)
ゆうのすけさん、訪問&nice有難うございます。
by seawind335 (2011-01-19 00:19)
fools_goldさん、訪問&nice有難うございます。
by seawind335 (2011-01-21 00:54)
MDISATOHさん、訪問&nice有難うございます。
by seawind335 (2011-02-20 17:45)